韓国の冬恒例イベント。本場のキムチ作りを体験!
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お鍋がおいしい季節になりました。鍋といえばキムチ鍋!本場韓国では各家庭でキムチを作るのをご存じですか?
韓国では冬の初めになると1年分のキムチを作る『キムジャン』という行事があり、家族総出の恒例イベントなのだそうです。
とても手間がかかる作業なので、最近ではスーパーで買う人も多いようですが、知り合いの韓国のご家族が今年もキムジャンを実施するということで体験させていただきました。
キムジャン【1日目】白菜を運ぶ・塩漬け
まずはお知り合いの畑で取れた無農薬の白菜をお家に運ぶところからスタート!
今年使う白菜はなんと14株!1年分なのでけっこうな量ですね。
韓国のご実家では昔200株ぐらい作ったそうで、親戚や近所の人たちみんなで集まって毎年お祭りのようだったそうです!
お家に運んだ白菜はきれいに洗い、4/1にカットして塩漬けをしていきます。
塩の量は白菜1株に塩1カップ。
塩漬けする時間は12時間だそうです。
実は体験させていただいたのは3日目からでした。ここまででも1日がかりでかなりの重労働…。キムジャンは体力勝負ですね。
キムジャン【2日目】塩抜き
2日目は塩抜きをします。昨日から塩漬けしていた白菜を3~4回きれいに洗い塩を落としていきます。そしてその後また12時間置きます。
キムジャン【3日目】ヤンニョム作り 揉みこむ
キムチの味の決め手となるキムチの素(ヤンニョム)を作り、塩抜きした白菜に塗っていきます。ここから体験がスタート!
驚いたのはヤンニョムに入れるたくさんの材料!各家庭によって入れる材料が違うので、家庭によってキムチの味が違うのだそうです。
ヤンニョム作りはまずダシを取ります。
今回使ったダシは、こんぶ、干しダラ、しょうが、イワシ、生とうがらしです。
そしてそのダシに材料を入れていきます。
キムジャン用のタライは直径60㎝はありそうなビッグサイズ!
■ヤンニョムの材料は
唐辛子の粉、ミョルチエキス(イワシからできた魚醤)、生えび、アミの塩辛、梨、ねぎ、生にんにく、柿、梅エキス、もち米、からし菜、大根の千切りとおろし、万能ねぎ。
入れる材料や分量は各家庭によって違うので、その家ごとにオリジナルの味になるのが想像できますね。
大量の唐辛子の粉
ミョルチエキス(イワシの魚醤)
ゴム手袋をして手でザクザク混ぜ合わせていきます。味見を何度もして調味料を足しながら微調整して出来上がったヤンニョムがこちら。
■白菜に揉みこむ
そして出来上がったヤンニョムをついに白菜に揉みこむ作業がスタート!
白菜1枚1枚を開いて根本から葉全体に塗り込んでいきます。全部の葉に塗れたら、表面の葉をくるっと全体へ巻き付けて深めのタッパーへ並べて入れていきます。
並べたキムチの上に厚めに切った大根を並べて、その上に白菜キムチを並べて置いてを3回ぐらい繰り返しました。
外で作業しましたが、この日はとても暖かい日でキムジャン日和でした!
出来上がったキムチがこちら。
3日間かけて出来上がったと思うと貴重です!たくさんおすそ分けしていただきました。
さっそく食べてみましたが、浅漬けでもたくさん入れた材料から出たダシで味に深みが出ています。手作りキムチは一味違うおいしさでした!
漬けてからすぐのキムチを『コッチョリ』といい、浅漬けなのであっさりして食べやすいです。チゲなどのお料理に使うのは、時間が経って発酵が進んで酸味のある熟成キムチなのだそう。
キムジャンのあとは・・・・・ポッサムとキムチで乾杯!
キムジャンが終わるといよいよお食事の時間!
奥さまが『ポッサム』(ゆで豚)を作ってくれました。キムジャンの日はみんなでポッサムを食べる家庭が多いそうです。キムチとの相性抜群!キムジャンで疲れた体においしいお料理とお酒が染みます。
『この時間があるから大変だけど毎年キムジャンをがんばれる』のだそうです。その言葉通り疲れたあとの一杯は最高でした!
想像以上に大変な手間がかかっているキムチ。これからキムチを食べる時は自然と感謝がわくことでしょう。
異文化に触れる新鮮な体験でした。お手伝いさせていただきありがとうございました!
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